根軌跡の法則を使って描くときの注意

開ループ伝達関数の形によっては,根軌跡を描くときに注意が必要になる場合があります.

テキスト(一般的な教科書)では,伝達関数がつぎのような形であることが前提となっています.

これに適合するものとしないものがあります.

適合するものは,テキストにある法則をそのまま使って根軌跡を描くことができます.
適合しないものは,テキストの法則を少し変更して根軌跡を描かなければなりません.


例題

テキストどおりに描けるノーマルな例題 (s+1)/{s(s+2)}

注意が必要な例題-->法則を少し変更 (1-s)/{s(s+2)}

ノーマルなタイプをもうひとつ (s+3)/{s(s+1)(s+8)}